医学生の方へ

フィールドワーク

地域の課題を知り、地域医療の現状について考える地域フィールドワークや、体験と交流ができる楽しいスタディツアーなどを不定期に企画しております。
企画のお知らせは、SNS(Instagram・X)や、LINE等で発信しております。

山陽小野田市 地域フィールドワーク

2024年1月6日、山口県 山陽小野田市を医療系学生+研修医で街歩きしました。
海沿いの木戸・刈屋地域は、高齢者が多く住む地域。車が入れない細い坂道沿いに古い家が立ち並び、坂道を降りたところにあるバス停は、便数がかなり少なめ。学生からは、普段の買い物や医療機関を受診する際の交通の便や、救急車が上がっていけない家を心配する声も上がりました。
この時に学んだことや考えたことは、「中四国地協 医療系学生のつどい2024 in 山口」に活かされました。

災害体験ツアー

2024年7月7日、山口県 岩国市にて、災害体験ツアーを開催しました。
参加者は、医学生+研修医+研修医担当・医学生担当の計10名。災害に関するニュースが増えている昨今、『災害について学ぶ企画がしたい』という学生の声を実現しました。
当日は、後部座席が向かい合わせにできる小型マイクロバスを借りて移動。初対面同士の学生さんもいましたが、バス内でのレクレーションですっかり打ち解けた様子でした。

学習館では、消火器実践の他、地震や煙避難、防災シアターでの洪水・高潮・津波・土砂災害の3D映像を体験。一般的なサイズの消火器が10~15秒しか噴射できないことや大地震の揺れの激しさなどを初めて体験した学生は、『知らなかた』『こんなに激しく揺れるんだ』など驚いた様子でした。

災害体験後は、玖珂にある〝いろり山賊〟に移動して昼食。
有名な山賊焼きや山賊むすびなどコース料理を堪能し、食後はお土産や敷地内を散策するなどして楽しみました。
帰りのバスの中ではみんなで向かい合って感想交流。体験したことで自身が被災したときや医師になったときに活かしたい、という意見に加え『参加してすごく楽しかった』という声も。
山口民医連からも災害支援の活動や民医連の〝MMAT〟について紹介し、学生同士や学生×職員の交流に加え民医連についても知ってもらう、充実したツアーとなりました。

回天記念館見学ツアー

2024年9月15日、鳥取・島根民医連の合同平和学習ツアーに参加させていただき、山口県周南市大津島にある回天記念館・基地跡見学に行ってきました。

当日は、ボランティアガイドさん2名と、鳥取7名・島根10名・山口5名の、総勢24名。ガイドさん1名ずつの2チームに分かれ、回天記念館エリアと発射場跡地エリアの2コースを交互に回りました。
天気に恵まれたおかげで暑い中ではありましたが、参加者は興味深い様子で資料や跡地を見学。ツアーの最後には大津島ふれあいセンターに集まり、テーブル毎に感想交流。職員も交え、『自分がこの時代にいたら、どうしていたか』『今の時代の自分たちに出来ることは』など、学びを深めることができました。

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