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基幹型臨床研修病院について
宇部協立病院は基幹型臨床研修病院です
基幹型臨床研修病院とは、医師免許を取得した医師(研修医)が卒後2年間、基本的技術と知識を身につけるために経験を積む主たる病院のことです。医師の教育において重要な役割を担っています。当院は、別に掲げる『医師研修の理念』に基づいた研修に全職員が取り組んでいます。
宇部協立病院の臨床研修の特徴
宇部協立病院は、医療生活協同組合健文会のセンター病院です。初期臨床研修は主たる宇部協立病院と研修協力病院を中心に行われますが、職員一人一人の顔が見え、病院全体の動きが把握しやすいこの中規模病院の中で、民主的な集団医療を体験・実践しながら、その機動性を生かし研修医自らも院所の医療活動の創造・改善に参加していきます。
また、中規模病院ならではの特徴を活かし、基本的診療能力の習得できるよう臓器別に分断されていない診療環境の中で、臓器別ではなく重要度・頻度を重視した診断学と、救急疾患の初期治療、高頻度疾患の治療・管理といった臨床の基本を、主体的に学習・経験し、実践していきます。
初期臨床研修医の育成とともに地域医療を支える医師を育んでいくため、キャリアを積んで特殊技能を身につけていくだけではなく、地域の中で往診などを通して“生活している”患者さんを実感しながら、ともに働く仲間とともに「地域で何が求められ、自分に何ができるか」を考えながら、自らの将来の医師像を描いていけるよう取り組んでいきます。
患者ご家族のみなさまへ
患者の立場に立った、よりよい医療を行う医師を育てるには、実際の診療を通した臨床研修が大切です。
◆当院では、研修医が「担当医」として診療に当たらせていただくことがあります。
◆研修医が担当する患者様には「指導医」を必ず配置し、診療の責任を負っております。
臨床研修の主旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。