地域に密着した医療活動に共感
A・Oさん[放射線技師][勤続12年]
診療放射線技師になるための専門学校を卒業して、そのまま宇部協立病院に就職しました。
宇部協立病院は医療生活協同組合なので、地域には組合員さんが沢山いらっしゃいます。
組合員さんたちの健康維持のための「班会」と呼ばれる集まりがあって、そこに講師として病院の職員が出向き、栄養相談に乗ったり、健康運動をしたり、時には転ばないための対策を教えたりしています。
放射線技師は骨密度の測定をして、その結果判定の説明を行うとともに、その方の生活スタイルに合わせてできる対策等の助言をしています。
班会での健康指導はすべて無料で行っており、各部署が連携し、年間スケジュールを立てて取り組んでいます。
リハビリ科の職員が骨を丈夫にする運動を組合員さんたちに教え、実践してもらい、次の班会では、放射線技師が骨密度を測定して、骨が丈夫になったかどうか判定を行うなど、まさにチーム医療を実践しているなと感じます。
私は診療放射線技師だけでなく、電子カルテや施設の管理、患者様の送迎まで幅広く業務を行っています。
病院に入院して、健康になって退院される方には、退院後もその健康を維持してほしい。退院のときに「今度は地域や班会でお会いましょうね。」と言える、そんな地域に根差した病院の姿勢、活動に私は共感しています。