先輩看護師の声

人を傷つけないことが看護の基本

A・Yさん[看護部][勤続23年]

入職した経緯を教えてください。親が看護師をしていて親の勧め通りに看護師になるのが嫌だったので、最初は全く違う仕事についていました。そのあと、親の病気や自分自身も入院したりして、やっぱり医療関係の仕事をしたいと思うようになって、社会人入試で看護学校を受けて、この病院の奨学金をもらいながら看護学校に通って、そのままこちらに就職しました。
ちょっと遠回り組です。

職場の雰囲気について教えてください。人間関係が良いとか、優しい、いろいろ教えてくれる、聞きやすいと新人さんもよく言われます。
職員に優しくなれない人は、患者さんにも優しくなれるわけないから、やっぱり「人に優しく」っていうのは、看護部の中で割とよく言ってます。
多少の好き嫌いやウマが合わない程度は耳にしますが、所謂いじめとか、あからさまな意地悪とかは聞かないです。管理職が知らないだけではないと思います。

看護師として大事にしていることは何ですか患者さん、家族のどうありたいか、どうしたいかっていうのを大事にしています。
当院は民医連という全国組織に属していますが、その民医連の看護の理念に「患者さんの要求から出発して患者さんと共に戦う」とう目標みたいなものがあります。
患者さんがどうありたいかっというのを、まず私たちが正しく受け止めて、それに対するケアや治療を行わないといけないと思っています。

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