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リハビリテーション科

リハビリテーション科について

宇部協立病院整形外科 診察風景

リハビリテーション科は現在、理学療法士13名、作業療法士6名、言語聴覚士2名、リハビリ助手1名のスタッフで構成されており、
①運動器疾患(骨折、人工関節、腱損傷など)
②脳血管等疾患(脳出血、脳梗塞など)
③廃用症候群等
④がん等の各疾患
に対応したリハビリを行っています。
当科は発症・受傷後早期より積極的にリハビリに介入し患者さんの心身機能や生活能力回復に取り組んでいます。
さらに平成26年10月からは地域包括ケア病棟の開設に伴い、在宅復帰を目指したリハビリテーションにも本格的に取り組み始めています。

当院の特徴として、病院以外の施設とも連携し病院だけでのリハビリで終わるのではなく在宅、介護サービスまで一貫して関わることにより、より患者さんのニーズに寄り添ったリハビリテーションサービスの提供を行っています。

施設基準

運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管リハビリテーション料(Ⅰ)

 理学療法

関節拘縮(関節が硬くなること)や筋力の低下予防を目的にベッド上で関節可動域運動、筋力増強運動や起き上がり動作や座位、立位、歩行の練習を行います。手すりや歩行器、杖を使用するなど、その人に合わせた適切な方法で練習を行い、また麻痺が重度の患者さんには装具を使用し早期から積極的に動作練習を行っていきます。階段昇降やバランス訓練など応用的な動作練習も行い個別に練習内容を計画していきます。

 作業療法

機能低下した腕や手指の動きの改善を目的に上肢機能練習器具を用いた作業を通して練習を行い、食事動作や更衣動作などの日常生活活動、書字や家事動作といった生活関連動作を実用的に行えるようさまざまな動作練習を行います。記憶障害や注意障害、遂行機能障害などの高次脳機能障害に対する評価やリハビリも行っており自宅復帰、社会復帰を目指していきます。

 言語聴覚療法

「聞く」「話す」「読む」「書く」などの言語機能について評価し、コミュニケーション能力の向上を目的として、言語障害(失語症や構音障害)の検査やリハビリを行います。脳血管障害の患者さんは嚥下障害(飲み込む機能の低下)が起こり易いため、摂食・嚥下障害のリハビリテーションも医師、看護師、管理栄養士などと連携を取りながら行っていきます。

 物理療法

温熱、寒冷、低周波、マイクロウェーブ、牽引などの設備を使ってのリハビリを行います。

チームでサポートしていきます

合同カンファレンスを開催してリハビリテーション科だけではなく、医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーを含めた他職種と連携して患者さんをサポートしていきます。

宇部協立病院整形外科 診察風景

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